大田市議会 2016-06-03
平成28年第 4回定例会(第1日 6月 3日)
その後、
事務報告があり、これを了承。続いて協議に入り、平成27年度本
協議会決算を承認し、平成28年度の
事業計画並びに予算案についてもそれぞれ原案どおり承認いたしました。
その後、任期満了に伴う役員の改選が行われ、新会長には加藤静岡県磐田市
市議会議長が、また副会長として島根県からは長
廻出雲市議会議長がそれぞれ選出されました。
終わりに、
地域医療の中核を担う
自治体病院の経営安定のため、特に
小児医療、
救急医療、
精神科医療、
僻地医療、
高度医療、周産
期医療等に対し
財政措置の拡充強化を図ることなどを求める
要望決議案を満場一致で決定、各方面へ強力に運動を展開することとし、閉会いたしました。
次に、先般御案内いたしておりました島根県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について、島根県
市議会議長会が推薦する議員として、本会副会長であります、不肖私が同
広域連合の議会の
議員選挙に関する規則第8条第3項の規定に基づき、5月17日付をもってその当選人と定められましたので、お知らせをいたします。
次に、お手元に
例月出納検査報告書が提出されておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。
次に、お手元に平成27年度の大田市
土地開発公社、
公益財団法人大田市体育・公園・
文化事業団、同じく
公益財団法人シルバーランド振興事業団の
経営状況を説明する書類が、
地方自治法第243条の3第2項の規定によりそれぞれ提出されておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。
◎日程第4
大田市立病院医療体制検討特別委委員長中間報告
○議長(
内藤芳秀) 日程第4、
大田市立病院医療体制検討特別委員会の
中間報告についてを議題といたします。
お諮りいたします。
大田市立病院医療体制検討特別委員会に付託中の
地域医療を守り支えるため
大田市立病院の
医療体制の充実及び新
病院建設などについての検討並びに
意見具申の件について、
会議規則第47条第1項の規定により、この際、
中間報告を求めることにいたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、
地域医療を守り支えるため、
大田市立病院の
医療体制の充実及び新
病院建設などについての検討並びに
意見具申の件については、委員会の
中間報告を求めることに決しました。
本件について、委員長より報告願います。
14番、
月森和弘議員。
[14番
月森和弘 登壇]
○14番(
月森和弘) おはようございます。
大田市立病院医療体制検討特別委員会の
中間報告をさせていただきます。
第9回の
特別委員会は、去る4月12日開催し、
松葉議長ほか全委員が出席して行いました。議題は、新
病院建設事業の状況等について協議いたしました。委員会には、
竹腰市長、
西尾病院事業管理者、青木副市長、
近藤病院事務部長、
小野健康福祉部長初め、
関係職員が出席し、開催いたしました。
初めに、
竹腰市長より、医療をめぐる情勢の変化を踏まえ、昨年5月に新
病院計画を見直すことを決断した。
変更基本設計を取りまとめたので、その概要等を説明したいとの御挨拶をいただき、続いて、
西尾病院事業管理者より、4月から2人の副院長を任命し、新たな新体制について説明と、DPCを採用し、経営の健全化を進めてまいる。また、新病院の見直しは
総合的視点に勘案して適切に調整できたと確信しているとの御挨拶でありました。
続いて、新
市立病院建設事業の状況について、
概算事業費128億円、
うち本体工事89億円、
入札契約方式は
ECI方式を採用する。また、スケジュールは平成28年度
変更実施設計に着手し、平成29年度着工、平成31年度後半の開院を目指すと説明を受け、質疑を行いました。
委員の主な質疑でございます。
初めに、全体の財政、事業の進め方についての問いに、
病院建設は市にとって最重要課題で、最優先事項という考え方で、
過疎債等についてはまずは確保を図りたい。ただ、他の事業も当然大事であり、
インフラ整備等は、例えば
合併特例債等を活用してそれに充てて事業を進めてまいりたい。
市立病院の重要性を訴え、国、県と連携して
財源確保を進めてまいる。
意見として、新
病院建設は大事であるが、他の事業がしにくくならないように配慮されたい。
次に、
経営計画の医師数についての問いに対し、
医師確保であるが、今年度23名からスタートし、年度内に2名増の29名体制となる。外科系の医師は不足しており、引き続き努力したい。現在、入院患者は204名から10名程度で推移している。少ない医師数で患者を確保しているところである。
次に、
外科系医師についてどれぐらい
医師確保を目指しているのかの問いに対し、
外科系医師10名程度は最低必要と思っている。手術を行うことが
病院経営上、必要不可欠である。全国的に外科医が不足しているが、2名ないし3名程度を確保していきたい。
次に、
VE提案とか
技術提案で事業費の削減効果が期待できるかの問いに対し、
大手施工業者から出していただく
VE提案というのが審査のポイントとなる。この
VE提案は決して何か事業費をたたくのではなく、大手が持つ技術、ノウハウというものを活用し、事業費の削減を図りたい。
意見として、設計段階から施工業者が入って提案を受けると、金額は当然上がると考える。また、大田市独自でできる
財源確保に向け、庁内を挙げ努力していただきたい。
次に、その他の件で、「地域の実情を反映した
地域医療構想を求める意見書」提出方について審議をいたしました。前回の委員会において、
地域医療構想が固まるまでの段階において強い医師を県に対して何かの形で示していただきたいと
正副委員長に託されたものであります。
意見提案を示し、意見書を意見を求めました。意見として、
病院建設計画を進めているので、具体的に表現し、切実感を出しては。また、二次医療圏、
中核病院という位置づけも入れ、県のほうに申し入れをしてほしい。また、
地域医療構想の成案が上がってくるまでまだ3カ月程度ある。県、県議会のほうに我々の考え方というものを明確に伝えておくべきなどの意見をいただき、委員の意見を尊重し、次期議会に向け意見書を精査し、提出する方向で確認した。
以上、
特別委員会の
中間報告といたします。
○議長(
内藤芳秀) ただいまの報告について御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) ないようでありますので、御質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいまの報告は了承することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、
大田市立病院医療体制検討特別委員会委員長の
中間報告は、了承することに決しました。
◎日程第5
市長提出議案上程[
提案理由説明・質疑・討論・表決]
○議長(
内藤芳秀) 日程第5、これより議案を上程いたします。
議案第256号、
専決処分(平成28年度大田市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号))の承認について、議案第257号、
専決処分(大田市
税条例等の一部を改正する
条例制定)の承認について及び議案第258号、
専決処分(大田市
都市計画税条例の一部を改正する
条例制定)の承認について、の3件を一括議題といたします。
お諮りいたします。
本案3件につきましては、
会議規則第39条第3項の規定により、
委員会付託を省略し、本日採決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、本案3件については、
委員会付託を省略し、本日採決することに決しました。
それぞれ
提案理由の説明を求めます。
上西財政課長。
[
財政課長 上西 宏 登壇]
○
財政課長(上西 宏) おはようございます。
それでは、議案第256号について御説明をいたします。
お手元に配付いたしております平成28年5月31日専決の平成28年度
特別会計補正予算書をごらんをいただきたいと思います。
この議案につきましては、
住宅新築資金等貸付事業会計におきまして、平成27年度の決算で
貸付金元利収入の不足によりまして、歳出の総額が歳入の総額を上回っており、この不足額につきまして
地方自治法施行令第166条の2の規定に基づきまして、平成28年度の歳入を繰り上げて充当するものでございます。
この繰り上げ充用に伴います
特別会計の
補正予算を平成28年5月31日をもって
地方自治法第179条第1項の規定によりまして
専決処分といたしたものでございまして、同条第3項の規定によりまして本議会に御報告し、御承認をお願いするものでございます。
12ページ、13ページをごらんください。歳入でございます。5,558万円の
貸付金元利収入の補正をお願いするものでございます。
続きまして、14ページ、15ページをごらんください。歳出でございます。繰り上げ充用金といたしまして、同額の5,558万円をお願いするものでございます。
以上でございます。
○議長(
内藤芳秀)
松村総務部長。
[
総務部長 松村 浩 登壇]
○
総務部長(松村 浩) それでは、議案第257号、議案第258号の
専決処分2件につきまして、一括して御説明を申し上げます。
議案書の3ページをお開きをください。
まず、議案第257号であります。
地方自治法の規定によりまして、
専決処分をいたしましたので、これを報告し承認をお願いするものでございます。
専決事項は、大田市
税条例等の一部を改正する条例、
専決年月日は平成28年3月31日でございます。
24ページに説明資料をつけておりますのでお開きをいただきたいと思います。
まず、改正の理由でございますが、
地方税法等の一部改正に伴う改正でございます。改正の内容につきましては、大きく5点ございます。
まず、1点目、
延滞金関係でございます。めったにないケースでございますけど、当初申告をした後に減額になり、さらに増額の更正があったという場合に、その差額についてこれまで延滞金が発生をいたしておりました。これが今回の改正によりまして延滞金は発生しないということになったということでございます。
次に2点目、
軽自動車税関係でございます。現行種別割ということで、原付とか二輪とか四輪とかに分けておりましたけれども、新たに
環境性能割を創設するということでございます。この
環境性能割につきましては、課税時期は、いわゆる
軽自動車の取得時に1回のみということ、次に、免税点50万円ということでございますので、50万円以上の
軽自動車を取得した場合にかかるということ、徴収方法は、当分の間は県が賦課徴収を行うということでございます。税率でございますが、下の表に掲げておりますように、
電気自動車等につきましては非課税ということで、環境に配慮した車ほど税率が低いものとなっておるということでございます。
25ページをお開きをいただきたいと思います。2点目として、
軽自動車税の種別割によります
グリーン化特例、いわゆるエコカーに対する経過、これは平成28年度末で期限切れとなりますので、1年延長になるということでございます。
3点目、
法人市民税関係でございます。
法人税割の税率が100分の12.1から、100分の8.4に改められる、マイナスの3.7%となるということでございますけれども、これにつきましては、
地方交付税の財源となります
地方法人税として課税されますので、法人にとっては率は変わらないということでございます。
4点目は、
個人市民税の関係でございます。これにつきましては、
医療費控除の特例の新設がなされたということでございまして、いわゆる
特定健康診査、いわゆるメタボ健診等でございますけど、等あるいは予防接種等受けている個人が、年間1万2,000円を超えて
特定一般用医薬品等、これにつきましてはこの
特定一般用医薬品等につきましては、医療用から転用された医薬品で、いわゆる薬事・
食品衛生審議会において承認をされた医薬品というものでございます。具体的には、医薬品名が例示をされております。そういう場合に該当になるということ。ただし、現行の
医療費控除、10万円を超える場合あるいは所得の5%以内のいずれか低い額を超える場合ですけれども、これとの併用はできないと。どちらかを選択できるということになったということでございます。
5点目は、
固定資産税関係でございます。わが
まち特例の対象者の追加でございまして、市町村の条例で定めることとされたということでございまして、掲げております表につきましては、現行の国の基準と同額ということでございます。同様の特例割合だということでございます。
3点目、
施行期日等でございますけれども、平成28年4月1日から施行するものでございますが、ただし延滞金の関係につきましては平成29年1月1日から、
軽自動車税関係につきましては平成29年4月1日から、
医療費控除の特例の関係につきましては平成30年1月1日から施行するものでございます。
以下、経過措置を掲げております。
続きまして、議案第258号でございます。
専決事項は、大田市
都市計画税条例の一部を改正する条例、
専決年月日は平成28年3月31日であります。
32ページをお開きください。改正の理由でございますが、
地方税法等の一部改正に伴う改正でございまして、改正の内容につきましては、市税条例の改正と同様、いわゆるわが
まち特例ということでございまして、これまで国の定められておったものを市町村の条例で定めるということでございます。これにつきましても、特例割合につきましては、国の基準と同様ということでございます。
施行期日は、平成28年4月1日から施行するものでございます。
以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) これより本案3件に対する質疑を行います。
まず、議案第256号、
専決処分(平成28年度大田市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号))の承認について、ご質疑はありませんか。
19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) これは例年繰り上げ充用をやっておられるわけですけれども、当初予算の説明等から見た場合に、もう少し詳細な説明が必要じゃあないかなと私は感じたんです。といいますのは、貸付金の元利収入、貸し付けをした皆さんからそれだけの返還、償還がなかったというのが前提で、これ繰り上げ充用されるわけですね。でありますから、例えば現年度分でどのぐらい償還があった、あるいは過年度分でどのぐらい償還があった、こういう収入面で不足した事由を私はもう少しせっかく議会でございますし、委員会への
委員会付託はないわけですから、もう少し親切な説明があってもいいんじゃないかなと思うわけですので、そういう内容を当然把握しての5,580万円だと思います。説明をお願いを求めます。
次に、条例案でございます。条例案は後ですね。
○議長(
内藤芳秀)
上西財政課長。
○
財政課長(上西 宏) 清水議員さんの御質問にお答えをしたいと思います。
まず、現年分の収入でございます。調定額63万4,560円に対しまして、収入はゼロでございます。過年度分の関係でございます。これにつきましては、5,624万1,125円の調定額に対しまして、99万6,790円の収入があったところでございます。
以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) せっかくでございますから、過年度分で99万6,790円ですか、あったということですけれども、どのぐらいの皆さんがあったとかいうことや、あるいは当初予算に比べましてこれだけの決算に終わっているわけですから、不足が出たわけですから、ある程度の重立った事由は、こういう事由があったよということを含めて、せっかくの機会ですから御説明を求めます。
○議長(
内藤芳秀)
上西財政課長。
○
財政課長(上西 宏) 今現在、11人の方の償還をいただいておりまして、件数といたしますと16件になります。
以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。
○19番(清水 勝) いいです。
○議長(
内藤芳秀) ほかにございますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第257号、
専決処分(大田市
税条例等の一部を改正する
条例制定)の承認について及び議案第258号、
専決処分(大田市
都市計画税条例の一部を改正する
条例制定)の承認についての条例案件2件について、御質疑はありませんか。
17番、福田佳代子議員。
○17番(福田佳代子) 2点ほどお願いをいたします。
軽自動車税の関係での説明をいただきましたが、これに照らし合わせると、大田市では何台でどのくらいの影響が出てくるのか、金額ですが、そういうことがわかれば教えていただきたいということと、3番の法人市民税の関係です。100分の12.1から8.4ということになりますけど、これの影響額というのをあわせてお願いいたします。
○議長(
内藤芳秀)
松村総務部長。
○
総務部長(松村 浩) まず、
軽自動車税の関係でございます。この
環境性能割が入ってきまして、いわゆる推計では
軽自動車961台と見ております。影響でございますけれども、いわゆる自動車取得税が減るということ、それから
環境性能割の交付金あるいは
軽自動車税の
環境性能割の税収等で2,000万円で、差し引きしますと、これはまだ現時点試算でしかございませんけれども、約400万円程度減収になるのではないかというふうには思っております。
ただ、全体的には消費税の関係がございますんで、現時点でそれはどうなのかというのはちょっとまだ見えないところがございます。
それから、法人税の市民税の関係でございますけれども、これについては5,600万円の影響があると試算をしております。ただ、これにつきましては登壇して申し上げましたように、その分がいわゆる
地方交付税の財源となるということでございます。ただ、その
地方交付税が幾らになるのかということにつきましては、我々は5,600万円より多いものを期待をいたしたいところでございますけれども、実際には明確には幾らということがなかなか申せないということでございます。
以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) いいですか。ほかにありませんか。
19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) 議案第257号ですが、これの
専決処分をしたということで上程されたわけですが、松村部長の先ほどの話では、施行期日の話があったところです。これを見てみますのに、かなりの案件が来年の1月1日なり、あるいは再来年の1月1日、あるいは来年の4月1日という案件なんですね。私は、その
専決処分しておられますけれども、施行期日なんかから照らし合わせた場合に、当然議会に提示する中で、委員会に付託をして十分審議する中で扱うのが本来の扱いではないかなと思うんです。
専決処分をなぜこういう状況の関連がありますよ、関連がありますけれども、分離する中で私は提案される中で、
委員会付託して十分審議する中で結論を出すのが、本当のやり方ではないかと思うんですよ。そういう意味についてなぜこれだけの十分議会を開催する中で審議するいとまがありますけれども、こういう状況になっているのか、そういう事由等について少し聞かせてやってください。
○議長(
内藤芳秀)
松村総務部長。
○
総務部長(松村 浩) おっしゃいますように、いわゆる施行期日が4月1日のものもあれば、翌年のものもございます。これまでも同様の税法改正、いわゆる数点に分けたいわゆる施行日が異なるものもございました。これにつきましては、いわゆる税法の改正に伴いまして、そこで3月31日でございますんで、通常専決をさせていただいております。おっしゃるように分離せよというようなことでございますけれども、税法分離して分けて条例化を順番にしていくというのは、技術的にもなかなか難しい問題でございます。したがいまして、大田市に限らず、全国の市町村も同様だと思いますけれども、3月31日付で税法が改正されますんで、専決をさせていただいて、その中で例えば4月1日分だけを先に除いて専決して、残りを例えば6月議会とか9月議会とか12月議会とかというふうに分けるのは、いわゆる技術的にも極めて困難だということで、全国同様に同じように専決をさせていただいておるということで御理解をいただきたいと思います。
○議長(
内藤芳秀) 19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) 関連性はわかりますよ、関連性は。ただ、私が思いますのに、臨時議会の開催ということも、一つの制度としてあるんですよ、臨時会の開催。これもありますし、それは事務方は面倒かもしれませんですけれども、市民の皆さんに税負担を求めたり等々の内容ですから、これは私は十分、二元代表制の原則として、議会に提出される中で十分審議して、住民の皆さんにできるだけ負担が軽減する方向で審議するのが、私は正しいやり方ではないかなと思うんですよ。でありますから、全国的にはいろいろあります。私が知る限りではですよ、ありますけれども、私は十分分離するべきは分離して、住民負担に関係する事項ですから、議案ですから、ぜひその取り組みを今後に向けて十分掘り下げて考えてみてやってください。終わります。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本案2件に対する質疑を終結いたします。
これより本案3件について討論、表決を行います。
まず、議案第256号について討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第256号は、原案のとおり承認されました。
続いて、議案第257号について討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第257号は、原案のとおり承認されました。
続いて、議案第258号について討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第258号は、原案のとおり承認されました。
◎日程第6
市長提出議案上程[
提案理由説明]
○議長(
内藤芳秀) 日程第6、続いて議案を上程いたします。
議案第259号から議案第264号までの6件を一括議題といたします。
議案名を朗読いたさせます。
[事務局職員朗読]
○議長(
内藤芳秀) それぞれの
提案理由の説明を求めます。
竹腰市長。
[市長 竹腰創一 登壇]
○市長(竹腰創一) おはようございます。
議案の説明に先立ちまして、諸般の事項について御報告申し上げます。
初めに、熊本地震に関してであります。
このたび熊本地方を震源とする大地震によりまして、お亡くなりになりました方々に心より御冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様方に衷心よりお見舞い申し上げます。
市といたしましての支援につきましては、これまで
市立病院から災害派遣医療チームDMATを4名、被災建築物の応急危険度判定業務に建設部より1名、給水活動技術支援に上下水道部より2名を派遣いたしました。今後も必要に応じてできる限り支援してまいりたいと考えております。
また、本庁及び各支所へ義援金箱を設置し、義援金の受け付けを行っております。さらに、被災地から大田市に避難された方を対象に、住まい確保のため市営住宅の提供、当面の生活費として生活支援金の支給など25項目の支援を準備したところであります。
そのほか、本市も加盟いたしております日本クアオルト協議会の構成団体であります大分県由布市へは見舞金をお送りいたしました。市といたしましても、被災地の復興にできる限りの支援を行ってまいる所存であります。
次に、本年度、新たな政策課題として位置づけをいたしました、健康まちづくりについてであります。去る5月12日に、健康まちづくり講演会をあすてらすにおいて開催いたしました。市民の皆様約350名の、本当に多くの御参加をいただきまして、健康に関する意識の高さを感じたところであります。
健康で生き生きと暮らせるまち大田の実現を目指して、人、まち、社会など幅広い観点から健康まちづくりに取り組んでまいります。
次に、石見銀山世界遺産登録10周年事業についてであります。現在、来年7月の10周年に向け、精力的に準備を進めているところであり、本年7月2日には大田市の観光大使であります宮根誠司氏、平田進也氏をお招きして、ひろがるめぐる銀のまちと題して、登録日記念シンポジウムを開催することとしております。引き続き
関係機関と協力しながら、官民一体となって世界遺産登録10周年に向け、各種イベントを初め、全市的に取り組みを進めてまいります。
次に、本年度スタートいたしました大田市版
地方創生総合戦略の施策の一つであります保育士さんいらっしゃい奨励金交付事業についてであります。
本年度より保育士不足の解消とU・Iターンの促進を図るため、保育士さんいらっしゃい奨励金交付事業をスタートさせました。5月に第1号となる方が誕生したところであり、この方を含め、現在までに5名の方が市内の保育所に就職されました。引き続き待機児童ゼロ、そしてゆとりある保育サービスの提供に向けて取り組んでまいります。
次に、県道落石事故に伴う市道管理の対応についてであります。
市道における落石の危険箇所につきましては、平成8年度から平成9年度にかけて道路防災総点検により、市内89カ所の危険箇所を確認し、現在までに23カ所について対策工事を実施しております。
危険箇所の状況につきましては、職員による道路パトロール及び市民の皆様からの情報提供により確認を行っておりますが、このたびの事故に伴いまして、改めて職員による緊急点検を89カ所全てにおいて実施いたしました。その結果、対策済み23カ所を除く66カ所のうち、10カ所は対策が必要な状況であり、当面落石注意の看板を設置して注意喚起を行っております。
今後も、危険箇所はもとよりでありますが、のり面点検を継続的に実施し、道路交通の安全確保を図ってまいります。
次に、新大田
市立病院建設事業の進捗状況についてであります。
新大田
市立病院建設事業につきましては、4月22日に実施設計変更業務の契約を締結し、実施設計の作業を進めています。また、
ECI方式における施工予定業者を選定するため、本年8月に公募型プロポーザルの公告を予定しておりまして、現在その準備を進めています。
次に、昨年度策定いたしました教育ビジョン基本構想に掲げております教育の魅力化推進事業についてであります。
高校の魅力化推進事業につきましては、今月下旬に、仮称ではありますが、県立大田高校及び邇摩高校支援連絡協議会を設置し、両校の特性を生かした魅力的な高等学校のあり方や支援策の検討、協議に入る予定で準備を進めております。山村留学検討委員会につきましても同時期に設置し、山村留学センターのあり方に関する検討、協議に入ることといたしております。
また、確かな学力の育成を目的に、今年度拡充いたしました多人数学級支援員の配置につきましては、大田、久手、長久、朝波、仁摩の各小学校において、3年生以上で20人以上の18学級に配置することといたしたところであり、研修を経て今月中旬から支援体制を整える予定であります。
次に、公共施設適正化推進事業についてであります。
公共施設の適正化につきましては、本年3月に大田市公共施設総合管理計画を策定し、本年度から2045年度までの30年間で、公共施設の総延べ床面積を30%以上削減することを目標として掲げたところであります。8月を目途に有識者等の外部委員で構成する大田市公共施設適正化計画策定委員会を立ち上げまして、公共施設の効率的、効果的な配置や運営について具体的な検討に入ります。
次に、ゆるキャラグランプリ2016についてであります。
大田市マスコットキャラクター、らとちゃんがことしもゆるキャラグランプリ2016にエントリーいたします。昨年念願の100位以内を達成いたしました。ことしの目標順位は、石見銀山世界遺産登録記念日であります7月2日にちなみ、72位を目指すことといたしておりますので、昨年に引き続き投票の御協力をお願いいたします。
今後もらとちゃんを活用しながら、各種イベントのPR活動など情報発信に努めてまいります。
続きまして、今回提出いたしております議案第259号から議案第264号までの各議案につきまして、
提案理由の説明をいたします。
議案第259号は、
一般会計補正予算でありまして、3,800万円余の増額、議案第260号は、
国民健康保険事業特別会計補正予算でありまして、7,800万円余の増額をするものであります。
次に、議案第261号から議案第264号までの各議案は、条例案件であり、法律等の改正及び施行に伴い、それぞれ所要の改正を行うものであります。
以上、提案いたしました諸議案につきまして、その対応を申し上げました。詳細につきましては、それぞれ担当部課長より説明をさせることといたしますので、十分に御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明を終わります。
○議長(
内藤芳秀)
上西財政課長。
[
財政課長 上西 宏 登壇]
○
財政課長(上西 宏) それでは、まず議案第259号、平成28年度大田市
一般会計補正予算について御説明をいたします。
平成28年度6月
補正予算説明資料の2ページをごらんをいただきたいと思います。
まず、1番目、2番目につきましては、ともにコミュニティ助成事業でございまして、それぞれ480万円、190万円をお願いするものでございます。宅野神楽団、長久まちづくりクラブ、志学自主防災会が事業主体でございまして、それぞれの活動に必要な備品等の整備に対して助成するものでございます。
続きまして、国県補助金等返還金でございます。これは昨年度実施をいたしました商品券事業が完了し、その精算に伴います国費の返還金でございまして、3つの事業の合計565万6,000円をお願いするものでございます。
国民健康保険事業
特別会計繰出金につきましては、後ほど議案第260号で御説明をいたします。
地域密着型サービス拠点整備補助でございます。1,030万円をお願いするものでございますが、これは長久町の社会医療法人仁寿会が24時間体制で訪問介護・看護事業を実施するための準備経費について補助するものでございます。
待機児童ゼロ化事業費補助事業でございます。定員増を図り、児童の中途入所を受けるために保育士を新たに配置をいたしました五十猛保育園に対しまして、人件費の一部を助成するものでございまして、240万円をお願いするものでございます。
保育所ICT化推進事業でございます。849万円をお願いするものでございます。市内の6民間保育園に保育業務システムを、民間6園、公立10園にビデオカメラを設置し、市内保育園のICT化を推進し、業務の効率化を図るものでございます。
3ページでございます。経営体育成支援事業でございます。温泉津町福光の林協同耕作組合が経営の高度化を図るためにトラクター、コンバインを整備する費用の一部を補助するものでございまして、426万6,000円をお願いするものでございます。
大田市企業立地奨励金でございまして、2,200万9,000円をお願いするものでございます。企業立地奨励条例の規定によりまして認定をいたしました株式会社島根県食肉公社が実施されました設備投資によります設備投資助成金及び雇用助成金を交付するものでございます。
ふるまい体験活動推進事業でございます。県からの受託事業を実施する4校の活動経費40万円をお願いするものでございます。
学校図書館活用教育研究事業でございます。研究指定校に指定された3校の活動経費30万円をお願いするものでございます。
用地取得費でございます。土地開発基金が所有する波根東漁港内の土地30.07平方メートルを基金より買い入れ、購入を希望されている隣接土地所有者に同額で売却するものでございまして、34万9,000円をお願いするものでございます。
以上が一般会計でございます。
続きまして、議案第260号、平成28年度
国民健康保険事業特別会計補正予算について御説明をいたします。
説明資料4ページをお開きください。まず、右側、歳出でございます。総務費、一般管理費143万7,000円の補正をお願いするものでございます。これは平成30年の広域化に備え、算定システムの改修を行うものでございます。
続きまして、保険給付費でございます。療養諸費、1番、一般療養給付費7,276万7,000円、2番、退職者療養給付費4,043万1,000円をお願いするものでございます。これは1人当たり医療費の推計を、一般は当初46万6,000円を48万2,000円に、退職者は当初47万1,000円を64万1,000円に引き上げるものでございます。3番の後期高齢者支援金、6番の介護納付金につきましては、支払い基金の通知及び推計により試算したものでございまして、それぞれ減額補正をお願いするものでございます。
以上、歳出につきまして7,841万8,000円の補正をお願いするものでございます。
続きまして、左側、歳入でございます。1番の保険料についてでございます。一般、退職者ともに医療現年の1人当たり保険料を、当初6万3,300円を6万3,000円に、後期高齢現年は当初1万9,500円を1万8,300円に、介護現年を当初2万3,100円を2万3,000円に引き下げるものでございまして、保険料合計で1,232万1,000円の減額をお願いするものでございます。
4番、国庫支出金、5番、療養給付費交付金、7番、県支出金につきましては、医療費の増を見込むことによる増額分について補正をお願いするものでございます。
10番、繰入金についてでございます。一般会計繰入金につきましては、2,245万3,000円の減額をお願いするものでございまして、その内訳は保険者支援分が1,900万円、保険者軽減分が345万3,000円でございます。基金繰入金につきましては、4,890万円の増額をお願いするものでございます。
以上、歳入合計7,841万8,000円をお願いするものでございます。
以上でございます。
○議長(
内藤芳秀)
松村総務部長。
[
総務部長 松村 浩 登壇]
○
総務部長(松村 浩) 議案第261号から、議案第264号までの条例案件4件につきまして、一括して御説明を申し上げます。
議案書の33ページをお開きください。まず、議案第261号、大田市
地域振興を促進するための
固定資産税の
課税免除等に関する条例の一部を改正する
条例制定についてであります。35ページに説明資料をつけておりますので、ごらんおきをいただきたいと思います。
改正の理由でございますが、地域再生法の一部改正に伴う改正でございます。改正の内容は、引用条項の移動に伴う改正、いわゆる号ずれということでございます。施行期日は、公布の日から施行するものでございます。
続きまして、議案第262号、大田市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定についてであります。
39ページをお開きください。改正の理由でございますが、国の基準の一部改正に伴う改正でございます。改正の内容は大きく2点ございます。1点目は、建物の構造基準に関する改正でございまして、小規模保育事業所A型等に施設において4階以上の階に保育室等が設けられている場合に、国土交通大臣が定めた構造法を用いるもの、または国土交通大臣の認定を受けたものとするということに改めるものでございます。
なお、大田市には、現在、4階以上の階に保育室を設けている施設はございません。
2点目は、いわゆる小規模保育事業所A型等の職員配置の特例ということでございまして、いわゆる全国的な保育士不足を受けまして、みなし保育士を置くことができるという特例を定めたものでございます。1点目は、最小の2名になった場合に、保育士と同等の知識及び経験を有すると市長が認める者を置くことができる、これがいわゆるみなし保育士のうちの一つでございまして、具体的には専門科目の研修を終了した者あるいは家庭的保育者、常勤で1年相当の保育業務の経験をしておって、なおかつ保育所内で8時間以上の研修を受けた者、このいずれかに該当する者はいわゆるみなし保育士とするということ。2点目としては、幼稚園教諭、小学校教諭、養護教諭の普通免許状を有する者。3点目等々掲げております。ここで、そのみなし保育士の数はいずれも必要保育数の3分の1を超えてはならないという規定がございます。施行期日は、公布の日から施行するものでございます。
続きまして、議案第263号、大田市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する
条例制定についてであります。
42ページをお開きをください。改正の理由でございますが、これも国の基準が改正されたことに伴う一部改正でございまして、今回この国の基準が漏れておったということで、いわゆる小規模多機能型居宅介護事業所の看護職員の兼務につきまして、地域密着型通所介護事業所、これを追加するというものでございます。施行期日は、公布の日から施行するものでございます。
続きまして、議案第264号、大田市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する
条例制定についてでございまして、45ページをお開きください。
これにつきましても、先ほどと全く同様の理由で、国の基準が漏れておったということでの改正でございまして、これにつきましても看護職員の兼務につきまして地域密着型通所介護事業所を追加するというものでございます。施行期日は、公布の日から施行するものでございます。
以上でございます。
◎日程第7 報告
○議長(
内藤芳秀) 日程第7、報告第30号、平成27年度大田市
一般会計継続費繰越計算書から、報告第38号、
専決処分事項の報告についてまでの9件について、それぞれ報告願います。
上西財政課長。
[
財政課長 上西 宏 登壇]
○
財政課長(上西 宏) それでは、報告第30号から34号まで、一括して御報告をいたします。
なお、報告第32号以外につきましては、既に議決をいただいておりますので、翌年度繰越金額の読み上げは省略をさせていただきます。
議案の46ページをお開きください。報告第30号でございます。平成27年度大田市
一般会計継続費繰越計算書でございます。宗岡家住宅公開活用事業、事業完了日は平成29年3月を予定をしております。
続きまして、47ページ、報告第31号でございます。平成27年度大田市
一般会計繰越明許費繰越計算書でございます。個人番号カード交付関連事業29年3月、社会保障・税番号制度導入に伴うシステム改修事業、本年12月、固定資産台帳整備事業本年9月、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業29年3月を完了予定としております。子育て支援システム改修事業につきましては、本年5月に完了をいたしております。造林事業につきましては本年6月、立地企業支援事業につきましては本年12月、工業団地内道路整備事業は本年8月、社会資本整備総合交付金事業、本年7月、高規格幹線道路等関連周辺地域整備事業、本年7月、一般道路整備事業、本年9月、橋梁長寿命化事業、本年8月、用悪水路整備事業、29年1月を完了予定としております。
48ページでございます。街なみ環境整備事業、本年6月、消火栓整備事業等負担金、本年9月、現年土木災害復旧事業、本年7月の完了予定でございます。
なお、去る3月議会で繰越明許の議決を賜っておりました辺地対策道路整備事業につきましては、3月に工事が完了し、繰り越しはせずに平成27年度で決算をいたしておりますので、このたびの報告の中にはございません。
続きまして、49ページ、報告第32号でございます。平成27年度大田市一般会計事故繰越し
繰越計算書でございます。不燃物処理場施設維持事業でございまして、支出負担行為額が2,522万6,640円、翌年度繰越額が2,522万7,000円でございます。この事業につきましては、大田及び仁摩不燃物処分場施設の閉場に伴います覆土工事を実施をしたところ、本年3月にそれぞれ遮水シートの破損部分が発見されました。県央保健所との協議の結果、遮水シートの修復工事を速やかに実施することになり、年度内での工事完了ができず、本年6月末日の完成予定で工事を進めている状況でございます。
続きまして、50ページ、報告第33号でございます。平成27年度大田市簡易給水施設整備事業
特別会計繰越明許費
繰越計算書でございます。支障移転工事でございまして、本年6月に完了予定でございます。
続きまして、51ページ、報告第34号でございます。平成27年度大田市
下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書でございます。公共下水道整備事業(雨水)、公共下水道整備事業ともに本年7月末完成予定でございます。
以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 岡田
上下水道部長。
[
上下水道部長 岡田 稔 登壇]
○
上下水道部長(岡田 稔) 報告第35号、平成27年度大田市
水道事業会計予算繰越計算書につきまして御報告いたします。
繰り越した工事は、仁摩町馬路地区における排水管等支障移転工事1件でございまして、下水道工事の工期延期に伴うものでございます。工事完了予定は6月末といたしております。
以上でございます。
○議長(
内藤芳秀)
松村総務部長。
[
総務部長 松村 浩 登壇]
○
総務部長(松村 浩) 報告第36号から報告第38号まで、一括して御報告をさせていただきます。なお、いずれも公用車による事故でございまして、損害賠償の額等、そのほかについて専決をいたしたものでございます。
まず、報告第36号でございますけれども、55ページをお開きをください。
専決年月日は平成28年3月20日でございます。損害賠償の額は42万5,700円でございます。相手方、事故の概要、事故の処理方法については、掲げておりますとおりでございます。なお、過失割合は、当方10、相手方ゼロでございます。
続きまして、報告第37号、58ページをお開きをください。
専決年月日は平成28年3月31日、損害賠償の額は76万1,642円でございます。相手方、事故の概要、事故の処理方法については、掲げておりますとおりでございます。なお、過失割合は、当方が10、相手方ゼロでございます。
続きまして、報告第38号、61ページをお開きをください。
専決年月日は平成28年4月5日、損害賠償の額は2万3,652円でございます。相手方、事故の概要、事故の処理方法については、掲げておりますとおりでございます。なお、過失割合は、当方6、相手方4でございます。
以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) ただいまの報告について御質疑はありませんか。
19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) 少しお尋ねをさせていただきます。
最初にですね、平成27年度の報告第31号、この中で、これは各項目ごと、項目は3月の定例会で
補正予算で繰越明許費の
補正予算で計上されておった分でございます。ただ、
財政課長から話がありましたように、辺地対策道路整備事業1,090万、これを3月末完了、大変早く終わることについては、単年度の予算の計上処理について、原則にのっとって私はよろしいと思います。ただ、一つだけ16項目ある中で、15項目になっておらないかんなと思って私、ちょっとチェックしてみたんですよ。そうしたら、上から4段目、民生費の社会福祉費、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業、これ2億100万円、この数字が、3月定例会では繰越予算として、繰越明許費の予算として、補正として上がってなかったと思うんですね、私がチェックしたところ。今回、こういう状況が出てきておりまして、どうも私は解せないところでしてね。なぜこういう格好になっておるのか、少し説明をお願いしとうございます。
次に、当初にも申し上げました繰越明許費の総トータルが、3月定例会では2億216万円だと思うんですよ。それから辺地対策道路整備事業1,090万円、これを引きますと、この数字にならないんじゃないかなと私は思うんですよ。当初の3月、繰越明許費の補正から対比した場合ですよ。少しこれをお聞かせいただきとうございます。
それから、川上部長さん、初めての部長経験でございますけれども、お聞かせ願いたいと思います。大田と仁摩の最終処分場、遮水シートが破損したということですけれども、これはめったにない事故
繰越計算書として出てきているんですね、2,522万7,000円でありまして、せめて私は仁摩の最終処分場で幾ら、大田で幾らという数字が、あわせまして、これは補正で明確な一般会計からの繰り出しで、補正で処理したものではありません。でありまして、多分環境生活部の全体予算の流用の中でこれだけの数字を計上しておられるんじゃないかなと思うんです。でありまして、どういう内容で、入札減とかいうことを言われるかもしれませんですけれども、それはそれでよしということで、どのぐらいの金額だったか、入札減でそういう内容を少しぐらいは報告事項ですけれども、承認を求めているわけですから、詳細に説明をしてもらいたいですね。お聞かせください。
それから、報告第34号、これは上の960万円、多分これは温泉津の湯乃街線のことかいなという私は感じがして受けとめたところですけれども、これは遺跡文化財の調査ということで3月議会では繰り越しをするということになっておったと思います。でありまして、そのときの汚水対策と雨水と別々になっていたと思います。汚水の対策については、これはそのまま2,700万円でしたかね、これをそのままおやりになるということで、新たに雨水だけがこれだけの数字が出てきたということで受けとめて、理解していいのかどうなのか、少し詳細に聞かせていただきとうございます。
以上、3点ぐらいですか、お願いします。
○議長(
内藤芳秀)
上西財政課長。
○
財政課長(上西 宏) 清水議員さんの御質問にお答えをいたします。
御指摘の報告第31号の表の4番目の年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業につきましては、平成28年2月の臨時会において議決をいただいている事項でございます。その関係で、先ほど御指摘のあった数字につきましても、この分の数字が3月の議決をいただいたときと金額が違うということでございます。
以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 川上
環境生活部長。
○
環境生活部長(川上節夫) 大田・仁摩処分場の維持補修事業についてお答えいたします。
当初でございますけど、工期的には1月22日から3月25日、この予定で施工したところでございます。請負金額につきましては、1,674万円でございました。
財政課長が説明したとおり、覆土工事中に遮水シートの破損が判明したというところでございまして、県央保健所と協議する中でシートの補修、これに取りかかったというところでございまして、事業内の予算残あるいは事業間流用をいたしまして、3月の29日に848万7,000円、これを変更契約で増額いたしまして、現在、6月末、これの完了に向けて工事を施工している状況でございます。
以上です。
○19番(清水 勝) 大田・仁摩別のはわからないの。
○議長(
内藤芳秀) 川上
環境生活部長。
○
環境生活部長(川上節夫) 大田・仁摩の内訳ということでございますけど、これについては、設計については一括で設計をしております。
以上です。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。
○19番(清水 勝) 湯乃街の分はどんなかいな。
○議長(
内藤芳秀) 田中
建設部長。
○
建設部長(田中 功) 報告34号の雨水の関係ですけれども、これ温泉津の湯乃街線でございます。これにつきましては、文化財等調査によって遅延をしたものでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) 報告事項ですから、がちゃがちゃ言う必要はないと思いますけれども、いずれにいたしましても、私は単純にこの見届けるんですね、こういう
繰越計算書につきましては。でありますから、大体私らは3月の定例会での繰越明許の
補正予算、これを見るわけですね。平成28年2月の臨時会でやっておったよということですけれども、ただ、一括的に私は3月定例会で出されるものについて見届けるわけですから、そういう状況については、私は多少の補足ぐらいしてほしかったなという感じがするんです。私らは、もう薄く広く見ておりますもんですから、そういう点をひとつ今後、懇切丁寧にお願いを申し上げておきます。
それから、報告第34号ですが、これは繰越明許費の中で、田中部長さん、湯乃街線の雨水の関係が出ておったんですね、雨水の関係。雨水の関係は、明確に3月定例会で繰越明許費の補正は出ておったんですかいね。少し聞かせてやってください。
○議長(
内藤芳秀) 田中
建設部長。
○
建設部長(田中 功) 雨水につきましては、昨年の12月議会で御承認をいただいております。
以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝)
繰越計算書でそれぞれに出されているわけでして、これについて一定の法的な裏づけはあるわけですけれども、大原則は、私は会計年度の独立の原則ということをよく言われますね、会計年度の独立の原則。これが基本にあるわけですから、できるだけ繰越明許費は上げずに、今申し上げましたように、会計年度の独立の原則、この方向で私は対処するように努力してほしいということを申し上げて、終わります。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本報告9件に対する質疑を終結いたします。
◎日程第8 休会について
○議長(
内藤芳秀) 日程第8、休会についてお諮りいたします。
あす4日から8日までの間は、都合により休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、あす4日から8日までの間は、都合により休会することに決しました。
なお、9日からは一般質問に入りますので、念のため申し上げます。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
なお、お疲れのところでありますが、15分後に広報広聴委員会が開催されますので、広報広聴委員の皆様は第1委員会室のほうにお集まり願います。
以上でございます。
午前10時19分 散会...